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■興福寺
【宗派】法相宗
【所在地】奈良県奈良市登大路48
興福寺は奈良時代より藤原氏の氏寺として栄えていましたが、幕末から明治にかけての廃仏毀釈により、五重塔が250円で売りに出されるという話があったほどです。場所は奈良国立博物館に隣接し、広大な境内です。金堂は現在再建中で、2010年に完成予定です。それ故、仏像などは国宝館に安置されています。仏像は鎌倉時代の宝庫とよばれ、特に少年のような顔をした阿修羅像が有名です。また、建造物の見所はなんといっても、鎌倉時代と室町時代に創建された三重塔と五重塔でしょう。特に五重塔の猿沢の池からの眺めは奈良に来たという実感が湧きます。この五重塔は京都東寺の五重塔に次ぐ高さで50.1mあります。西側には北円堂と南円堂があります。南円堂は西国観音巡礼所として有名で、ご本尊の不空絹索観音像は国宝で重厚で迫力があります。北円堂はその外観が美しいですが、内部は春と秋にのみ一般公開されます。なお、興福寺国宝展が今年から来年にかけて、東京、愛知、山口、大阪、仙台で開催されています。また、境内のあちらこちらに奈良名物の鹿が放牧されていますので、お子様連れででも楽しめます。周辺には奈良国立博物館もあり、旧館と新館の地下通路の喫茶室の隣には仏師による仏像の製作工程が段階的に実物の桧を使い、詳しく説明されていて、見ごたえがあります。
おすすめ情報
時期『1月成人の日の前日(若草山焼き)
4月末〜5月初め北円堂特別開扉』
仏像『阿修羅像、千手観音像、北円堂弥勒如来像、南円堂不空絹索観音像以上2体慶派※』
仏具『華原磬(かげんけい)』
※慶派(けいは)とは平安時代の名作 平等院鳳凰堂の阿弥陀如来座像の作者定朝(じょうちょう)の遠い子孫(弟子を含む)康慶(こうけい)から 康慶の長男である運慶、弟子の快慶など名前に「慶」の付く仏師の系列のことをいいます。他に「院派」、「円派」などの系列があります。
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