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仏具の話
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■梵鐘、喚鐘、半鐘 
ボーンボーンボーン、「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」。今回はその音を聞くと心がいやされる鐘についてお話したいと思います。

喚鐘は口径1尺以下の鐘、半鐘は口径2尺2〜3寸以下、梵鐘は口径2尺3〜4寸以上重さ100貫以上(約375kg)のものとされています。ご存じのように、鐘は時を知らせたり儀式の合図に用いたりします。『本願寺通記』には元禄6年(1693)11月21日、作間において初めて小鐘を懸け、「先ず洪鐘を撞いて衆を集め、次に小鐘を撃て道場を開く」として、その使用法について記しています。洪鐘が今の梵鐘、小鐘が半鐘や喚鐘にあたります。撞木(しゅもく)は繊維質が多く棕櫚(しゅろ)の木がよく使われますが、その性質上もろいので、近年は先端を交換するタイプのものも出てきています。小さな半鐘や喚鐘の撞木は柳や桜の木がよく使われます。小さな鐘は古くなると、緑青(りょくしょう)や錆びがでてきますので、表面を色付塗装(いろつけとそう)『表面に漆を塗り高温で焼付け塗装すること』することによって再び新品な状態にすることもできます。

最後に日本の三名鐘(さんめいしょう)は「姿(形)の平等院、音(声)の三井寺、銘の神護寺または勢の東大寺」と呼ばれています。

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