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■菊灯(台)
御代前、余間の壇上の端などに置くのが菊灯です。本願寺派は各間の向かって右側におきます。御代前にはおきませんが、登高座の向卓の両側に少し小さめの菊灯をおきます。大谷派は各間の両側に1対ずつ置きます。御代前に厨子がある場合、菊灯は置かず輪灯を吊るします。一番下を盆といいますが、香炉のように三本足がありますから、1本を手前(外陣側)に向けます。
菊灯は多くの場合、真鍮製です。盆の上にのっている土台となる部分を菊、細長い部分を竿、その上の花が開いた部分を朝顔といいます。そして、その朝顔の上に載っている三本足を五徳といい、その上にある皿を油皿、薄い銀の色の板はアルミ製で、そして、一番上にのっているものを押えといいます。なぜ、このように細かくいいますと、菊灯や輪灯はお磨きされるので、部品を無くされたり破損されたりすることが多いからです。各部の名称を覚えておかれると部品を補充される際に便利です。文字どおり菊の花の形をしているから菊灯ですが、花びらにあたる部分も16枚になっています。本来は灯心を外陣側に向け火を点けますが、現在は電気を灯されることが多いです。大谷派では本来は菊灯にも荘灯芯(かざりとうしん)します。
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