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■金灯籠(きんとうろう)(大谷派)
大谷派も同じく宮殿やお厨子の手前に1対吊るしてあるのが金灯籠です。一番上のたまねぎの形をした部分を擬宝珠(ぎぼし)、そしてその下の広くなった部分を笠、扉のある部分を火袋、そしてその下を足といいます。大きく四つの部品からできています。大谷派は本山も一般寺院もご門徒のお仏壇に至るまで丁足型のものを用います。
金灯籠の修復は金メッキと金箔押しにし直す方法がございます。現在のものがどちらの場合でもお好きな方法でし直すことができます。ただし金メッキの場合、注意しなければならないことがあります。メッキの水槽につけ電気処理するため、一番上の擬宝珠(ぎぼし)の内部が腐食していた場合、金メッキしたあとで、それが青さびとして出てくる場合があるのです。他の部品は真鍮または銅地の板からできた打物(うちもの)であるため、そのようにはなりません。が、擬宝珠(ぎぼし)の部分は多くが鋳物であるため、戦後すぐの金灯籠だと、良質なものがなく、このようなことになる場合もあります。
これを防ぐには、仏具店に実物を見てもらってから仕事にかかってもらえればいいのですが、専門の業者でもメッキの水槽につけなければ、分からない場合もあります。 その点、金箔押しの修復は電気処理せずに洗った金灯籠に金箔を押していきますから、このような心配はございません。
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