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仏具の話
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■上人卓(しょうにんじょく)、巡讃卓(じゅんさんじょく)、和讃卓(わさんじょく) 
内陣向畳(むこうじょう)の前に1対置くのが上人卓です。向畳は竪畳(たてじょう)よりも高くしてあるので、その畳の高さに合わせて上人卓には専用の黒塗りの台があります。一般的に前卓や祖師、御代卓はすべて木製の材質に金箔が施してありますが、上人卓は彫刻の部分が金具で出来ています。これは上人卓の大きな特徴です。 

上人卓を置かない場合は内陣竪畳の祖師側、御代側に3脚ずつ置くのが和讃卓と巡讃卓です。一般的に面金の和讃卓を用いられますが、巡讃をされる場合、本来面朱の巡讃卓を用います。(面金(朱)とは面と面を切った部分が金(朱)色、すなわち面取り金(朱)からきています。)巡讃とは和讃を次々に上げることをいいます。三種類の卓は畳の釣り合いなどから巾は同じ1.6尺(48cm)になっています。そして移動の時は一番上の甲板(こういた)を持たず、下から持つようにしてください。なぜなら脚が一番上の甲板に接着しているため、長年経過しているものだとそれが外れる場合があるためです。他の仏具にもいえますが、この方法が仏具を長く使っていただくひとつの方法でもあります。

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