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お宮殿屋根の隅に吊り下げられている仏具を隅珱珞といいます。本来は宝石や石などを紐でつないだアクセサリーで、笠の回りには蓮のつぼみが配されています。本山阿弥陀堂のお宮殿には隅珱珞という文字のとおり、各隅(かくすみ)の先にあります。したがって、計3対、6箇所です。一般寺院では手前の二対または一ヶ所のみ吊るすことが多いです。珱珞は木製またはプラスチック製に金箔押したものか、銅地に金メッキしたものと二種類あります。金メッキの方が価格は高くなります。お宮殿が金箔押してありますので、同じ金箔押しのものを選ばれることが多いです。メインテナンスですが、金箔押しのものは、タコ糸で各部をつないでいるので、長年たつと、切れやすくなります。一方金メッキのものは、現在のものはステンレス線でつないであるので強いです。修復する場合、どちらもすべて外してつなぎ替えしますが、金箔押しの場合、新調するのとほぼ同じ、または高くなります。銅地金メッキの場合は安くなりますが。金箔押しは紐がまだしっかりしていれば、業者に出してアク洗いしてもらい、はげた部分だけを箔直しすれば、かなりきれいになり安価で済みます。このような方法もありますので、もし珱珞の部品が落ちた場合でも必要ですから残しておいて下さい。以上のように、修復される場合は思った以上に手間がかかりますので、早目に業者に出されることをお勧めします。
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