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大谷派の供物は主に杉盛華束(すぎもりけそく)と須弥盛華束(しゅみもりけそく)があります。どちらも小餅を用い、杉盛華束は白ばかり、須弥盛華束は図のように傘のようにし、間に藍や紅など色付きのものが入ります。供笥は八角形のものを用います。木地供笥と箔供笥の二種類ありますが、木地供笥は白木地のもので赤白の方立を用い、杉盛華束の場合に使用します。軽い法要の時に用います。これに対し金箔を押したものを金濃(きんだめ)供笥と呼び、金赤の方立を用い、須弥盛華束の仏具とします。報恩講や落慶、御遠忌など重い法要に用います。金供笥には、蓮水の絵を描いたものもあります。また、銀箔を押したものを銀濃(ぎんだめ)供笥と呼び、銀紺の方立を挿し杉盛華束の仏具として用いますが、これは葬式・中陰にしか用いません。また、このような時には、この他に図のような根菓餅(こんかぺい)を用います。これは四角の筒にいろいろなお菓子や根菜類のものを貼り付けお供えするお供物です。この場合、仏具は八角のものではなく、銀濃の四方という四角いものを用います。お正月の鏡餅は図のように同じ大きさの餅を積み上げます。こうしてみると大谷派のほうがお餅を供物として用います。
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