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浄土真宗の御須弥壇は、腰の部分が細くなった唐様(からよう)という様式のものです。この様式の御須弥壇は、重心が後方部中心にあるため、阿弥陀一仏である浄土真宗に適しています。本願寺派の大きな特徴としては、上框(うわがまち)がかまぼこのように丸く、下框(したかまち)には上等な造りの場合、鷹の羽(たかのは)とよばれるものがあります。文字通り鷹が羽を広げたような形をし、金具もそれに沿って大きなものになります。本体腰の部分にあたる彫刻は、牡丹に唐獅子で極彩色です。その彫刻の両側にあるアール型のものを“海老束(えびづか)”といいます。また、細い花の彫刻の両側のものを“はさみ”といいます。彫刻以外にもその形から生き物の名が付けられたものがあり面白いですね。匂欄は接着せず、取り外すようになっています。これは供笥などを置く時に、外すと載せやすく、お掃除もしやすいためです。ほとんどの彫刻が極彩色で彩られた(いろどられた)きらびやかな御須弥壇といえるでしょう。
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