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鈴・鈴台(りん・りんだい)
■鈴・鈴台(りん・りんだい)
チ―ン、チ―ン。お仏壇でお参りする時には、必ず鈴(りん)を鳴らすと言う方もおられると思います。
本来は、お経を拝読する時の合図や、お経の途中で読経の調子を整えるために鳴らします。 鈴を鳴らす時は、円に対し垂直に叩いてはいけません。構造上、割れてしまう恐れがあるからです。内側か外側を軽く叩くようにしてください。
鈴は、銅に錫や鉛を加えたものでできているので、白っぽい色をしています。よく黒くなった鈴を真鍮磨き粉で磨く方がおられますが、コ−ティングしたものもあり、真鍮磨きで磨いてしまうと、それが取れてしまいます。黒くなったものは、専門店で磨き直してもらい、コ−ティングしてもらうとよいでしょう。
鈴は一般的に、値段の高いものの方が、錫などの材質を使っています。音もよく、底が深くいい形をしています。
鈴台(りんだい)は本願寺派は主に六角形のものを使い、丸や花型のふとんを敷き、大谷派は台が四角で、八猪目(やついのめ)か壺繰り(つぼぐり)のかたちで、ふとんではなく丸い金襴輪を用います。
バチは黒檀製の棒に金襴をまいたものが多いですが、朱塗りの棒に白の皮巻のものもあります。また、バチは鈴の中に斜めに置けばいいのですが、より丁寧に専用の置台に置く場合もあります。
鈴には商品名により、鈴虫や松虫などの名前が付けられています。ちょっと洒落(しゃれ)ていますでしょ。いい音色の鈴は、静かにお参りするための、一つのきっかけにもなってくれます。日常生活から離れて、敬虔な気持ちでお参りさせてくれる、一つの要素かもしれません。
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