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■打敷・戸帖(華鬘)(うちしき・とちょう(けまん))
上卓や前卓にかける三角形の布のことを打敷といいます。
さて、打敷をなぜ敷くようになったのかご存知でしょうか。昔々、お釈迦様が説法をされる時は、道端や木の下でした。そこで弟子たちが、お釈迦様がお座りになる場所に美しい布や花を敷き、飾り付けたことが始まりと言われています。
打敷は季節ごとに、七、八月は夏用、それ以外は冬用と使い分けをします。
夏用は絽や紗地で、白や青磁色などの涼しげなものを、冬用は主に朱や紺色、金綴などの金襴製のものを用います。また、喪中の間(四十九日まで)は、白または、銀地のものを用いますが、柄物を裏返して使用しても構いません。大きさはお仏壇の寸法によって異なりますが、より正確に求めていただく場合には、
掛けようとする上卓や前卓の横巾をメモされることをお勧めします。平常時、打敷は掛けません。お正月や、お彼岸、お盆、法事などの行事があるときに用います。
戸帖は、ご本尊前にかかっている布のことで、本願寺派のみに用います。打敷と同様、夏用・冬用がありますが、付け替えが難しいので、一年間を通して冬用を使用されることもあります。戸帖の中心の上に吊るしてあるものを華鬘(けまん)といいます。糸を編んだ糸華鬘(いとけまん)(主に紫色)と、銅や真鍮でできた金華鬘(かねけまん)とがあり、戸帖を吊るす場合、必ずどちらかを吊るします。華鬘の由来は、一般の人々が装飾用の生花を糸で連ねたものを僧に捧げたが、それで身を飾るわけにはいかないから、釘で壁の上に飾ったというところからきているといわれています。
私たちも暑くなれば薄着をし、寒くなればコ−トを着込みます。お仏壇も同様、季節に合わせた衣替えをされて、季節感を味わわれてはいかがでしょうか。
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